「雨の糸」
1999 June1
Words By Kenji Kanno!

6月の雨は途切れることなく

雫となって花を輝かせる


花はわたし雫はあなた

降りしきる雨は

二人の心を

繋ぎ止める糸のように

止めどなく流れ

光に溢れている


流れる雨は気紛れ涙

涙のち笑顔

笑顔のち涙

心の天気予報に振り回されて

降ったり止んだり

 
6月の雨の糸が途切れぬように

あなたはわたしを泣かすのか

 
泣き濡れて泣き濡れて

涙枯れるまで


雨の6月に泣き濡れて

雨を忘れる夏を向かえる


あなたはきっとここにいて

わたしの笑顔を見ているさ


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