「幻影」
1999.Feb.1
Words By Kenji Kanno!


粉雪の舞う街で
あの通りの角を曲がったら
君に会えるような気がして
コートの襟を立てて走ってみた

黒髪を風になびかせ
振り向いた君は

僕の君ではなくて
時を旅する時遊人(ジユウジン)

ダイヤモンドダストのように煌き消えた
僕の心を惑わす時の悪戯

粉雪の舞う街に
若く遠い幻影が蘇る


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