「傷心からの旅立ち」を聴きながら
1999 Apr.29
Words By Kenji Kanno!


すべてを捨てて
逃げ出したいときがある

僕を育てた街の温もり
僕を愛した人の温もり

すべての素晴らしさが辛くなる
君と歩いた街だから
二人で話した人だから

すべてが君と結びついて
鮮やかに蘇る君の面影

君を忘れるために
すべてを捨てて旅立とう

新たな思い出が心癒すまで
未来に急き立てられて汽車に乗る

今夜も「傷心からの旅立ち」を聴きながら
水割りグラスを傾けて
25年前を振り返る

若さの素晴らしさと
もどかしさに苦笑い

オリジナルソングが
今はなき憧れの世界に連れて行く
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