「果てしなき空隙」
1999 Apr.26
Words By Kenji Kanno!
堪らなく淋しくなることがある
ふっとした瞬間に
堪らなく悲しくなることがある
愛する人は
すぐそこで寝息を立てている
愛する人にも言えない
もどかしい切なさが
ふっとした瞬間に
僕の心を支配する
これはいったい何だ
どんなに幸せでも
誰の心にも
埋めようのない
果てしない空隙がある
孤独は心を宿り木にして
ふっとした瞬間に
存在を露にする
存在を認めて
素になれば
大いなる愛が芽生え
人に優しくなれるもの
孤独を捨てず
友とせよ