「知的生命の存在する惑星」
1999 July21
Words By Kenji Kanno!
この広大な宇宙の中で
人類の生み出した世界とは
どれほどの意味があるのだろうか
我々は我々人類が
地球上に創り出したこの世界を
唯一無二のものだと思ってはいないか
断じて否である
2000億の星々がひしめき合う
我々の銀河系に
我々人類だけが生を受け
文明社会を作り得たと
思うことの方が
よほど考えにくいことである
2000億の星々には
太陽系と同じように
惑星系を持つ星が多数存在している
その中で我々の地球だけが
生命を育む恵みを受けたと思うことは
まったくのナンセンスである
既に我々の銀河系に
知的生命の存在する割合は
科学的に推定されている
これは相当確かなことである
文明が存在することと
存在したことでは意味が違う
文明はもろさを持っている
核戦争で消滅するかもしれないのだ
このような様々なマイナス要因を
2000億の星々から減らして行くのだ
最終的には
知的生命の存在する惑星は
我々の銀河系の中に
10個は存在すると結論付けられる
The Galaxy
我々の銀河系の中だけで10個なのだ
我々の銀河系以外の銀河は
ただのGalaxyと称される
代表的なアンドロメダ銀河は
我々の銀河系と同じような
星々を持つ銀河である
そこにはまた
別の知的生命の存在する惑星があるのだ
宇宙は正に広大である
そんな宇宙を思うとき
人類の存在は
とてつもなく小さなものである
しかし
この宇宙を認識し
心の糧となし得る人類は
何にも増して素晴らしい
そう信じて止まない
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