1999 June22

Words By Kenji Kanno!

「永久の愛」


本当にこの人でなければ

駄目だったのだろうか

この日本だけを考えても

異性は有り余るほどいるというのに

どうしてあなただったのだろう

 

早20年が過ぎた

今は掛け値なしの愛に支えられて

お互いに生きている

どんなに喧嘩をしても

お互いの愛を信じて疑わない

 

振り返るに

愛は絶対ではない

出会いがあり恋をして

恋愛となるが

それはガラスのように

割れやすく柔軟性に欠ける

 

割れてしまえば

修復は不可能となり

新たなガラスを入れ替える

それは何度繰り返しても

飽くことがない

 

しかし.....

愛をささやく心が

肉体の五感を呼び覚まし

恍惚が脆弱な心を凌駕する

 

心よりも肉体がお互いを求め

心身共に同化して情となる

 

情はすなわち愛であり

それは愛しいと思う心

そのものである

 

恍惚の愛に支えられ

心の愛は育まれる

 

始まりは誰でも良かったのだ

しかし心身ともに育まれた愛は

二度と離れることのできない

あなたを創り出す

それが永久の愛である


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