「音の調和」

1999 June24

Words By Kenji Kanno!


音の世界は不思議である

5全音に2半音を組み合わせれば音階ができあがる

ドレミファソラシドである

 

この音階には5度圏なる法則がある

音名ヘロホイニトハはフラットの

トニイホロヘハはシャープの

それぞれ5度下と5度上の主音を現している

 

フラット一つはへ長調

その5度下のフラット2つは変ロ長調

その5度下のフラット3つは変ホ長調である

音の下降は響きの寂しさを現している

 

シャープ一つはト長調

その5度上のシャープ2つはニ長調

その5度上のシャープ3つはイ長調である

音の上昇は響きの明るさを現している

 

理論的には12の主音から始まる音階ができあがる

 

人間は偉大である

誰かがこの法則を発見し楽音を創造するに至った

 

無限の音の連なりがメロディーを奏で

重ねる音が和声となる

 

何世紀にも渡って

音楽が包含する法則は変らず

現在に至っている

 

この音の調和は未来永劫

人間の心の調和を創造する


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