「別れ」
1999 May 3
Words By Kenji Kanno!


どんな別れにも
楽しかった思い出がある

いま別れを決意したならば
別れなければならない理由(ワケ)を
よくよく考えることだ

一度は愛し合った仲だもの
急ぐ必要は更々ない

笑顔の過去を思い
お互いを思いやる心を
大切にすれば
自ずと活路は開けるもの

絡んだ糸は一本一本
忍耐と時間をかけて
解きほぐさなければならない

お互いの絡み合った自我が
ぶつかり合い交差して
心を雁字搦めにしてしまう

素直な心に立ちかえり
お互いをじっくり見つめてみよう

そうしてもなお
束縛された心を
開放できないのなら
別れるがいい

それは辛く悲しい結末だが
それを新たな出発(タビダチ)と決めたのなら
前進あるのみ

新たな未来に心を託すがいい
お互いの幸せのために
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